Mentor社発行の『Verification Horizons』によれば、
- 合成可能なイネーブル入力とファイヤー出力付き ovl_[checker_name] モジュール
- アービタ、FIFO用などの新規の18個のアサーション
- クロックエッジ、リセット及びイネーブルゲートの極性をプログラム可能
- グローバルデフォルト制御用の新規のマクロ
- 主要なOVLのVHDLでの提供
などが新しい要素のようです。
また、チェッカーの名前が以前の'assert_[checker_name]'から
新しく、'ovl_[checker_name]'に変更されています。
旧来からある33のOVLアサーションについては'ovl_[checker_name]'と'assert_[checker_name]'(機能は旧来のまま)の両方が使えるらしいですが、新規のデザインには'ovl_[checker_name]'アサーションの使用を推奨とのことです。
アサーションモジュールにイネーブル入力とファイヤー出力が付いたので、それらをつなぎ合わせてより複雑な条件のアサーションを構成したり、また、合成可能なのでFPGAでのプロトタイピング時などにアサーションを組み込んだまま実装することで、エミュレーション時にアサーションをモニタすることも可能になるということのようですね。
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