ちょっととりとめもなく書きますが
最近、IP-XACTというものが気になってます。
ActelのツールにCoreConsoleというGUIでSoCを構成するツールがあってそれを使っているときにはじめて知ったのですが、IPの仕様をXMLで記述したようなものだと思います。
私もまだ詳細を理解していないので↓こちらなどをご参考に。
IP-XACTを使った効果的な設計フロー統合
CoreConsoleを使って思ったのですが、部品をポン、ポン、ポンと置くだけで細かいところはツールが自動的にやってくれて、SoCを構成できるので非常に便利です。
現在のCoreConsoleはユーザーが作成したIPを追加することはできませんが、将来的には適切なIP-XACTの記述があれば、ユーザーが作成したIPも同様に簡単に接続できるようになるとのこと。
これからのSoC設計はこういった流れになっていくのかなと感じました。
各ベンダーが同様のツールを出していますが、SoCの構成を自動化するためには、IPに加えてそのインタフェースがどのようなものであるかなどの情報を付加する必要があり、そのためにユーザが手作業で情報を追加したり、またはベンダーごとに独自の仕様であったりといったのが現状だと思います。
この追加が必要な情報がIP-XACTのように標準化されれば、IPの再利用化も進み、IPプロバイダの裾野が広がると思うんですけどね。
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